小島 寛之『完全独習 統計学入門』(ダイヤモンド社、2006)を読みました。
私は、まずこれを最後まで読んで、演習をすべて解いた自分を祝福してやりたいです。
いや、というより、超ダメダメな人でも、最後までたどり着ける本書を祝福せねばならないですね。
本書は、分散、標準偏差、カイ二乗分布、t検定の順で説明されます。そして、そのひとつひとつの説明が懇切丁寧です。私は、数学をやってると「これは何を意味する値だっけ・・・というか、いま何を求めているんだっけ?」となって、戻って問いてを繰り返し、いつの間にかあきらめてしまうことがよくあります。しかし、本書はそうなりそうなときに救いの手を差し伸べてくれます。ありがたい。。。
とりあえず、あるデータが正規分布すると仮定すると、一部の標本の平均や分散だけで、データ総体の95%が予測できる、ということがわかりました!
勉強になりました!次の本はどうしようか・・・。