2021-08-14から1日間の記事一覧
今月発行の『日本文学』を読みました。 德本善彦氏の「断絶としての差異」(『日本文学』70(8)、2021)についての、まとめと感想です。 内容を一言で言えば、 坂口安吾「イノチガケ」の前篇と後篇の語りの差異が、当時の歴史文学論争における2つの立場の差…
今月発行の『日本文学』を読みました。 德本善彦氏の「断絶としての差異」(『日本文学』70(8)、2021)についての、まとめと感想です。 内容を一言で言えば、 坂口安吾「イノチガケ」の前篇と後篇の語りの差異が、当時の歴史文学論争における2つの立場の差…