加藤直志 『脳が勝手に記憶するユダヤ式英語勉強法 』( サンマーク出版、2016)を読みました。オーディオブックだから正確には聞きましたですね。
この本で、紹介される方法の中心は、
〈体を動かしながらつぶやく〉
というものです。暗記や言語学習において、音読と身体的な活動が重要なことを指摘しています。著者の知人のユダヤ人やユダヤ人の文化的背景を根拠としながら、それが述べられています。
他の方法としては、割と暗記や言語学習の鉄板ともいえることを、ユダヤ的なものを背景に述べています。例えば、
- 学習(授業)の直後に復習すべき
- 次々に新しいものに手を出すのではなく、1つを覚えるまでやる
- 相手の話にはきちんと質問すべき
などです。
ああ~耳が痛いですね。
学習方法の本としても勉強になりましたし、なにより著者のユダヤの人々に対する愛情が伝わる本でした。